【AD(広告料)とは?】
賃貸仲介を行う不動産業者にとって、賃貸仲介を行う際の収益は基本的には仲介手数料のみなのですが、もう一つの収益源として「AD」と呼ばれるものがございます。
ADとは、"Advertisement"(広告)の頭文字をとったもので、賃貸物件の入居者を募集する際に生じることのある広告料を表しています。
全ての取引で生じるわけではないのですが、仲介手数料ではまかないきれないような広告を行う際に、物件のオーナーが不動産業者に対して支払う費用です。
できるだけ早期に入居者を決められるよう、オーナーや管理会社が仲介業者へ支払うインセンティブのようなイメージをしていただければわかりやすいかと思います。
【ADの相場】
オーナーや管理会社次第なのでそもそもADがつかない物件もあり、「AD=賃料の10%」という物件もあれば「AD=賃料の200%(2ヶ月分の賃料)」という物件もございます。
なので一概には言えませんが賃料の50%〜100%の中で設定される物件が多い傾向にあります。
時期や物件の特徴などによっても変わってきて、例えば繁忙期と呼ばれる1~3月あたりなどですとADをつけなくても入居者が決まりやすいのでADがない物件が多かったり、人気がなさそうな間取りや特殊な設備状況の場合は多めのADが設定されているということもあります。
【ADを出すと早く入居者がきまる?】
オーナー側の視点にはなりますが、入居者募集の際にADをつけて設定すべきなのかどうかを相談されます。
もちろんオーナーの立場からするとできるだけ支出は減らしたいところではあるかと思いますが、やはりADのつく物件の方が仲介業者が物件を紹介する機会も増え、比較的早期に入居者が決まります。
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仲介業者の利益は仲介手数料として賃料の1ヶ月分となりますが、そこにADとして賃料の1が月分が上乗せされれば倍の利益を得ることができます。
また、仲介業者の中には歩合制をとっている業者もあり、そのような業者の営業担当者は売上によって給与が変わるため、積極的にADのつく物件を紹介してくれることが期待できます。
また、最近では「仲介手数料無料」という物件を目にすることも多いですが、そういった物件はほとんどがADのつく物件になります。
ADによる利益が見込めるため、その分、仲介手数料を割り引くことができるのです。
部屋探しをしているお客様からしても、同じような物件であれば仲介手数料が安く済む物件の方が魅力的に映ります。
したがってやはり募集する際はADをつけた方が早期に入居者をつけられると言えます。
【仲介手数料0円で引っ越す】
「入居者からもオーナーからも利益を取ろうとしていて不動産業者はズルい!」と感じる方もいらっしゃるかと思います。
ただ、裏を返せば、「ADのつく物件は仲介手数料の値引きしやすい」と言えます。
賃貸を契約する上で生じる初期費用のうち、仲介手数料は仲介業者の裁量で値引きが可能です。
ですので少しでも初期費用を抑えたい方は、仲介業者に「ADがつく物件を紹介してください」と言ってみてください。
仲介手数料を値引いてもらえる確率がグッと上がります。
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